ユーロ/米ドルの特徴と傾向

ユーロ/米ドルの特徴と傾向

投資家の中には、クロス円での取引しかできない人が大勢います。円でモノを買う、円で外貨を買うという習慣が抜け切れない投資家です。しかし円を介さずにトレードする方法もたくさんあります。そして世界の基軸通貨と第二の基軸通貨である米ドルとユーロを組み合わせた通貨ペアであるユーロ/ドルは、世界でもっとも取引が多く、癖のない通貨ペアであるともされています。
 収益を上げる機会をより多くしていくため、ユーロ/ドルの取引は投資の可能性をより広げてくれることでしょう。
 それでは、ユーロ/ドルの特徴を見ていきましょう。

 

はじめに言えることは、値動きが大きいということです。これは上述の通り、ユーロ/ドルの取引量が世界中のどのような通貨ペアよりも多いことから、流動性に富んでいることが理由となっています。最も多くの資金が投入され、なおかつもっとも多く売買されているのですから、値動きが活発になって当然ですね。
 高い流動性と活発な値動きは魅力的なことです。これは乱高下という意味での激しい値動きというのではありません。乱高下というのは、取引対象の国の情報がほとんど入ってこない、あるいは経済的・政治的に不安などによる恐怖から、予測のつきにくい激しい値動きをしていることです。だからこそリスクが高いといわれます。しかしユーロ/ドルは情報も豊富で値動きの見通しが立てやすく、なおかつ値動きが大きいのです。つまり、利益を伸ばしやすいということができるのです・

 

 次の特徴は、日本時間における夕方から夜に取引が活発になるということです。これは、ユーロ/ドルの取引に際して、その通貨の母国市場が開いている時間帯に活発に取引される傾向があるためです。
 つまり、東京時間において夕方にロンドン市場が開き、そのあとニューヨーク市場が開きます。つまり、午後10時ごろから深夜にかけてロンドン市場とニューヨーク市場の開場時間が重なり、取引は非常に活発化し、値動きも大きくなるのです。

 

 ユーロ/ドルの取引で大きく利益をとっていくためには、
・ロンドン市場とニューヨーク市場の重なる時間帯に取引をすること
・その時間帯に出されるヨーロッパおよびアメリカの経済指標には十分に注意すること
の2点に注意を払い、値動きの予測を立てていくことです。ある程度の経験を積み、値動きの特徴を把握して分析ができるようになったならば、利益を伸ばしていきやすい通貨ペアです。FXに取り組むならばぜひ身につけておきましょう。